2010年6月12日公開。リトルモア配給。 監督・脚本:大森立嗣 音楽:大友良英 出演:松田翔太,高良健吾,安藤サクラ,柄本明,小林薫,美保純,洞口依子
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ただただ幸せな映画だった。 だってケンタとジュンは相思相愛でずっと一緒に旅をしているだけなんだから幸せ以外のなにものでもない。 ネタバレしますのでご注意を。 正直カヨちゃんはふたりにとってはちょっと邪魔者で、と思っていたら案外早く置いてけぼりにしてしまって結局ふたりきりで旅してるという幸せ感。 これ以上何を望むことがあるの? 大好きな人といられないのなら悲しい映画だけどずっと仲良くいられて幸せなまま終わってのだからこれ以上幸せな物語はないのじゃないかな。 例え二人が別の人生であっても出会えないままだったのなら不幸だし馬鹿でもなんでもいいから好きな人といられるのならそれでいいのだと思う。 おまけ…
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは八割ほど。 〔罪とか罰とか(2009年)〕あたりから『安藤サクラ』が好きではないものの、気になる女優さん。 〔すべては海になる(2010年)〕や〔ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (2010年)〕での存在感も強烈だったし。 その一方で、〔SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム (2010年)〕や〔愛と誠(2012年)〕ではお馬鹿な役もさらっと演じられる懐の深さ。 それが「あ、この人、凄いわ!」と理解できたのは〔0.5ミリ(2014年)〕と〔百円の恋(2014年)〕の二本の主演作。 以降は、彼女が主要な役柄で出るのであれば、…