【Collegio(葡)】 キリスト教の聖職者の養成のための高等教育機関。日本では1580年に豊後の府内(現在の大分市)にイエズス会が創設したのが最初である。その後は天草や長崎などに移転された。神学の他、哲学や自然科学、ラテン語などを学んだ。江戸幕府のキリスト教禁止令などにより1614年に廃止された。
中国明朝の華南地方で製作された「華南三彩陶」の一器種。名称は1627年(寛永四年)に没したイギリスの収集家ジョン・トラディスカントの名前に由来する。東南アジア地域中心に伝世品、出土例があるが、日本でも博多や豊後府内、肥後天草、石見益田などで確認されている。豊後大友氏や石見益田氏は茶壷として使用したらしい。 華南三彩陶とトラディスカント壺 戦国期の日本への移入 参考文献 華南三彩陶とトラディスカント壺 トラディスカント壺は、中国明朝の華南地方で製作された「華南三彩陶」の一器種。華南三彩陶には他に、轆轤成形で刻花文などの線刻文を施した壺、瓶、水注、盤などがあり、また鳥や魚などの形を型作りの水注、水…
遠くへ行きたい渡辺徹「夏本番!天草うまかもん探しの旅」熊本県天草諸島2016年7月3日放送 日本テレビ-この番組は、日本の南蛮文化や異国情緒を楽しむことができる場所についての紹介をしていました。崎津教会では、南蛮文化を感じることができるようで、16世紀末の西洋音楽なども楽しめるそうです。天草のコレジヨ館では、西洋音楽や伝統的な染め物を鑑賞することができるようですね。 番組の中では、南風屋で販売されている杉ようかんが紹介されていました。杉ようかんは、ポルトガルから伝わったものと似ているそうです。また、出会った女性は異人唐芋をすりおろし、団子にしてすまし汁に入れたせんだご汁を作ってくれました。 番…
遠くへ行きたい第2116回 宝の島 天草へ ボクの夏休み―熊本県天草市―2012年7月29日放送 日本テレビ渡辺正行天草市の崎津地区は、とても魅力的な場所であると感じます。渡辺正行さんが参加したイルカウォッチングでは、野生のイルカたちに近くで会うことができたようです。その光景は、きっと感動的で素晴らしかったのではないでしょうか。 また、崎津の港や天主堂を訪れた渡辺さんは、自身の趣味である水彩画を使って絵手紙を書いたとあります。風景や建物を描くことで、その場所の雰囲気や美しさをより感じることができるのではないでしょうか。 さらに、大江天主堂ではヨーロッパから伝わった音楽の演奏を聴くことができたよ…
天草バス旅4日目:本渡~熊本 思い出いっぱいの天草の旅も最終日となりました。朝、もう一度本渡中央銀天街に行き、そのまま島原天草一揆の跡といわれる「祇園橋」へ。9:30発の本渡発熊本行きのバスで、熊本空港に向かいました。 朝の本渡中央銀天街 本渡中央銀天街アーケード入口の朝。前回は雨の夕方だったので明るい日差しに😊 1年生かな?アーケードを抜けて通学。 アーケード入口に続く橋の路面に、大きな絵タイルのようなものがありました。 ラテン語で「ÆSOP」「B.C620~560」という文字。後で調べたら「アイソーポス」と読み、英語では「イソップ」でした。絵の人は「イソップ物語」の作者だったのですね。 で…
天草バス旅1~2日目①世界文化遺産めぐり 映画『のさりの島』を観てから、その舞台になった天草に行ってみたいと思いました。 「のさり」とは、よいことも悪いことも受け入れるという天草の方言だそうです。 映画は山本起也監督、小山薫堂プロデュースによる作品で、京都芸術大学の学生とともに製作されました。2021年公開ですが、今も全国各地で上映会が開かれ、山本監督たちもアフタートークに参加されています。 では、天草の旅に出発!! 1日目夕方 天草エアラインで天草へ 博多で用事を済ませ、天草エアラインで福岡空港(19:10発)から天草空港(19:45着)に向かいました。1日目は移動だけです🛫 機体には天草宝…