1970年のデビュー以来、半世紀を超える芸歴を誇りながらも、常にみずみずしい魅力を放ち続ける釧路管内標茶町出身の俳優高橋惠子さん。新たな境地を目指し、4月13日から始まる新国立劇場(東京)の舞台「デカローグ」に挑戦します。ポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキの傑作映像作品を全10話構成で舞台化するという、同劇場でも前例のない大規模プロジェクトです。実力派俳優がそろう中、高橋さんは第1話に出演します。作品への意欲や故郷への思いを聞きました。(東京報道 中村公美) 名作「デカローグ」に出演する高橋惠子さん=インタビューはすべて玉田順一撮影 たかはし・けいこ 1955年生まれ。12歳から…