「わたしをお見捨てになったのですか。」を意味するヘブライ語。
キリスト教の開祖、ナザレのイエスがゴルゴダの丘で磔刑に処せられた際、十字架上で発したと言われる7つの言葉のうちの一つ。出典は「マタイによる福音書 27. 45-50」と「マルコによる福音書 15 .33-37」。
そして三時ごろに、イエスは大声で叫んで、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と言われた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。すると、そこに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「あれはエリヤを呼んでいるのだ」。
「エリ、エリ、ラマ、サバクタニ」は、詩篇22篇1節、後に神への賛美が続く出だしである。イエスは神をたたえる言葉を述べようとして、途中で息絶えたものと考えられる。
そして三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。すると、そばに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「そら、エリヤを呼んでいる」。
指揮者によって。「暁の雌鹿」に合わせて。賛歌。ダビデの詩。
わたしの神よ、わたしの神よ
なぜわたしをお見捨てになるのか。
なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず
呻きも言葉も聞いてくださらないのか。
わたしの神よ
昼は、呼び求めても答えてくださらない。
夜も、黙ることをお許しにならない。
だがあなたは、聖所にいまし
イスラエルの賛美を受ける方。
わたしたちの先祖はあなたに依り頼み
依り頼んで、救われて来た。
助けを求めてあなたに叫び、救い出され
あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。
(以下略 引用者)
http://www.is.seisen-u.ac.jp/~zkohta/bible/old_t/2/psa.html#psa022
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