左手のピアニスト舘野泉さんのコンサートを聴きに行った。二度目である。 前回は、「鬼の学校」という曲を聴くためであった。そのコンサートで感銘を受けたので、舘野さんの書いたエッセイなども読んだりして、「シャコンヌ」という曲があるのを知った。バッハ作曲、ブラームス編曲。元はバイオリンのための曲だが、ブラームスが左手のピアニスト用に編曲した。 今回、近くのホールで舘野泉さんのコンサートが開かれると知り、曲目に「シャコンヌ」があったので、聴きに行くことにした。 会場は、しらかわホール。良いホールだが、2月一杯で閉館とのこと。残念である。 曲目は、前回聞いたものと、ほぼ重なっていた。初めて聴くのは、「シャ…