急行列車の先頭車両の乗客が全員死亡していた事件が発生。捜査の方向性をめぐって上層部と衝突した捜査官コロンバは、コンサルタントのダンテに、犯人捜しを依頼するが……「パードレはそこにいる」に続く第二弾。 前作が面白かったので、期待値が高かったけど、そこまでじゃなかったかな。 テロと思われる行為の裏側にあるものは、というところから、チェルノブイリに関連するところは面白かった。ただ、主人公たちの追い詰められ方が、うーん。巻き込まれて仕方なく転がっていく前作とは違い、自ら踏み込んだ結果なので、自業自得と言ったら語弊あるけど、なんでその選択をするんだろうと思う事が多かった。 前の事件を解決したことで英雄に…