*DaBY 初の来日レジデンスアーティスト、ディーヴァ・シューベルトのショーイング『Mouth to Mouth - A Glitching Choir』。4人の日本人女性ダンサーが、声と動きで歪んだコーラスを奏でる。ブルガリアン・ヴォイスのような地声(聖歌風)、マイク増幅の呼吸音、体のひくつき。表題の「口移し」は、魂のこもった地声を相手の口に吹き込むことだった。見たことのないコミュニケーションの形。泣き女をモチーフに抑圧された女性を描くが、男性同士、男女でも有効なフォーマットに思える。荒木ちひろの分厚い存在感、身体性を帯びた透明な声が素晴しい。ベルリン拠点のシューベルトと協働中とのこと。(6…