出会いはロッキンオンジャパンの2008年11月か12月号あたり、new comerのコーナーで彼らが紹介されていたのが目に留まった。自分は当時高校生。メンバーは大学生。歌詞がいくつか抜粋されていて、「カフカ」「サイボーグ」「スティングレイ」「部室」「ダンスナンバー」という無機質な単語たちが並んでいた。これらがいったいどんな組み合わされ方をするのか、どんなサウンドに乗るのかが単純にものすごく気になった。そして残響レコードの所属だということは、あのバンドやあのバンド系かな?と想像した。いざデビュー作のdocumentを買ってみると、音の激しさは想定の範囲内だったが乗っかる声は優しく素朴で、でもどこ…