世界が歪んでるからじゃないかなあ。 日本の歪み 日本の歪み (講談社現代新書)養老 孟司 (著), 茂木 健一郎 (著), 東 浩紀 (著) 養老先生、茂木先生、東先生の鼎談。 とかく日本は生きづらい。 その生きづらさの正体を掴もうという企画です。 要点は、敗戦を「終戦」と呼ぶことで、日本が「なぜ負けたのか」の分析をしなかったこと。 靖国神社や憲法改正に肯定的なお三方ですが「なぜ負けたのか」の分析を抜きにしてはまた軍部が政治を乗っ取るだけだろうと見ています。 日本はずっと朝廷と幕府に分かれ、軍部である幕府が実権を握っていたから、シヴィリアン・コントロールをやったことがない。 公家と武家の乖離。…