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ジャトロファ

(動植物)
じゃとろふぁ

ジャトロファ(ヤトロファ) ナンヨウアブラギリ ; 学名 Jatropha curcas(クルカス)

 トウダイグサ科の落葉低木で原産は中南米。樹高は3mから8m。学名を略してジャトロファ、又はヤトロファと呼ばれる。トウダイグサ科の植物は学名にジャトロファと付き、ジャトロファ・クルカスの他に、紅色の花が見事なインテゲリマ、葉が美しいムルチフィダなど、観葉植物としても広く流通している。
 中でもジャトロファ・クルカスは、16世紀にスペインより世界各地へ伝播したため、南米大陸、東南アジア、アフリカ大陸と植生が非常に広く、種子には多量の油分が含まれており、この油を利用したバイオ燃料の開発が注目されている植物である。
バイオ燃料として注目される以前のジャトロファ・クルカスは、種子の豊富な油分を利用して、石鹸、ローソクなどの原料として使われてきた。特に石鹸は、殺菌作用があるとされ、タンザニアで古くから利用されている。医薬品、頭痛、解熱剤の原料としても使用されている植物である。

 ジャトロファ・クルカスの栽培は日本では亜熱帯地方の沖縄が望ましい。観賞用であれば鉢植えにし、冬は室内に置く。10℃以下の気温は避けるようにしたい。

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