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ジョン・ラーベ

(映画)
じょんらーべ

南京大虐殺を描いた中国、ドイツ、フランス合作の映画。監督はフローリアン・ガレンベルガー。
日本人俳優の香川照之が朝香宮鳩彦親王役を演じている。

中国、ドイツ、日本で上映を予定していた中国、ドイツ、フランス合作の『ジョン・ラーベ』が、日本での公開を断念したことが明らかになった。この中国版『シンドラーのリスト』は、国際的視点で南京大虐殺という歴史的事件を正面から描いていることから、日本での上映は全面的に禁止され、日本の映画配給会社も映画を見ることさえ断ったという。

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ジョン・ラーベ

(一般)
じょんらーべ

ジョン・ラーベ(John H. D. Rabe, 1882年11月23日 - 1950年1月5日)は、ドイツの実業家。南京安全区国際委員会委員長。

ハンブルクに生まれる。商社での修業ののちアフリカにわたって数年を過ごし、1908年に中国に移り、1910年からジーメンス社の中国支社で勤務。1937年、日本軍による南京攻略戦の際に、他の10数人の外国人と共同で組織した南京安全区国際委員会の委員長となって、中国民間人を保護する。そのほか自分の所有する土地にハーケンクロイツ旗を掲げ、民間人を日本軍の爆撃から守ろうとした(602人が避難してきたという)。南京陥落後は、非人道的行為の防止に尽力する。

1938年2月28日に南京を去りドイツに帰国。ベルリンなどで日本軍の残虐行為についてのフィルム上映・写真の展示をおこなった他、ヒトラーに上申書を送付し、日本軍による非人道的行為を止めさせるよう働きかけることを提言したが、直後にゲシュタポによって逮捕された。ジーメンス社の介入によってすぐに釈放されるが、フィルムを没収されると共に日本軍の行為については緘口令を敷かれた。その後アフガニスタンでの一時的な勤務の後、終戦までジーメンス社のベルリン本社で勤務した。

戦後、ナチス党員(南京では党副支部長を自称していた)であったことを理由にソ連軍とイギリス軍に相次いで逮捕されるが、中国での人道的行為を考慮され、非ナチ化の審査を受けた後釈放された。中華民国政府から、少額の年金を支給されていたが、戦中・戦後の混乱の影響で貧しい生活を余儀なくされることになり、長らく糖尿病に苦しんだ末、1950年に脳卒中のため死去。

南京の真実 (講談社文庫)

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