Sergi López (フランスではSergi Lopez)
スペインの俳優。フランス、スペインなどの映画、舞台で活動。 『アントニオの恋人』『マリオン』『田園にて』『ニノの空』などのマニュエル・ポワリエ作品で活躍。『ハリー、見知らぬ友人』でセザール賞主演男優賞受賞。本国での映画デビューは後になるが、異才ベントゥラ・ポンスらの作品に度々出演。
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「サン・セバスチャンへ、ようこそ」2024年1月25日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時30分より鑑賞(スクリーン7/E-8) ~数々の映画のシーンが散りばめられたウディ・アレンの映画愛にあふれた作品 ご存知ウディ・アレン監督の2020年の作品「サン・セバスチャンへ、ようこそ」。スペインの映画祭を舞台にしたラブコメだ。 オープニングのオールドな雰囲気のクレジットから、早くもウディ・アレンの世界が全開。展開するのはいつも通りのラブコメだ。 ニューヨークで暮らす、かつて大学で映画を教えていたモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)。今は小説を書くべくもがくものの、世界の文豪に匹敵す…
作品情報 原題:Rifkin's Festival 監督:ウディ・アレン 出演:ウォーレス・ショーン/ジーナ・ガーション/ルイ・ガレル/エレナ・アナヤ/セルジ・ロペス/クリストフ・ヴァルツ 制作国:スペイン・アメリカ・イタリア合作 上映時間:88分 配給:ロングライド 年齢制限:G あらすじ かつてニューヨークの大学で映画を教えていた売れない作家のモート・リフキンは、映画の広報担当である妻のスーに同行して、サン・セバスチャン映画祭へやってくる。リフキンは有名なフランス人映画監督フィリップと妻の浮気を疑うあまり、ストレスに苛まれ診療所へ赴き、そこで人柄も容姿も魅力的な医師のジョーとめぐり合う。彼…
創作よりも批判、愛よりも嫉妬。年老いてなお人生の意味をシニカルに問い続ける男は、周囲の状況に振り回され、夢と空想に己を投影させていく。物語は、妻の浮気に葛藤する男の苦悩を描く。仕事とはいえ、才気あふれる長身イケメンにぴったりと寄り添っている妻にあからさまな不快感を示すが問い質す勇気はない。耳に入ってくるのは聞きたくない情報ばかり。やがて些細なことが気になりだし、すべてをネガティブにとらえてしまう。ルックスはイマイチでもインテリを自負していた男はプライドをずたずたに引き裂かれ、ますます気持ちは内向きになっていく。タイトルロールから音楽の使い方、皮肉にあふれたセリフなどNY時代から培ってきたウディ…
私が2016年までに見た兄弟姉妹が出てくる、もしくはストーリーに関わる主に映画の作品を自分の記録のためにまとめてます。 兄弟姉妹が出てくる作品がとにかく見たかった頃に、こういう作品一覧があったら本当に助かる!と思ってたのですが、無かったのでつくりました。 ※鑑賞順 ※★印はお気に入り ※私がこれは兄弟姉妹映画だ!と思ったらリストに入れてる。なので兄弟姉妹ものじゃないのも結構ある。偏りありまくり。 ※兄弟姉妹の定義はかなり幅広め。 ・「ナニーマクフィーの空飛ぶステッキ」(2005) 監督:カーク・ジョーンズ キャスト:エマ・トンプソン、コリン・ファース、トーマス・サングスターなど …7人兄弟姉妹…
イタリア・プーリアの赤ワイン「ネプリカ・プリミティーヴォ(NEPRICA PRIMITIVO)2022」 600年以上の歴史を持つというイタリアの老舗ワイナリー・アンティノリが、イタリア南部のアドリア海に面したプーリア州で手がけるワイン。 プーリア州の代表的なブドウ品種プリミティーヴォ100%。 ほどよい渋みと酸味によるバランスのとれた味わい。 ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していたアメリカ映画「モ’・ベター・ブルース」。 1990年の作品。 原題「MO' BETTER BLUES」 監督・脚本スパイク・リー、出演:デンゼル・ワシントン、スパイク・リー、ウェズリー・スナイプス、ジョイ・…
パンズ・ラビリンスという映画をみました。数年前から気にはなっていたものです。 映画情報 監督…ギレルモ・デル・トロ 脚本…ギレルモ・デル・トロ 出演…イバナ・バケーロ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、セルジ・ロペス等 音楽…ハビエル・ナバレテ 2006年公開 119分 あらすじ 内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、母親と共に再婚相手であるビダル大佐に引き取られ、軍の砦に住むことになります。そこでオフェリアは孤独な日々を過ごしていました。砦での暮らしはオフェリアにとって苦しいもので、妖精やおとぎ話の世界に入っていくようになりました。 ある夜、オフェリアの前に妖精が現れ、森の奥にある迷宮へ導…
★★★☆☆ あらすじ スペインに仕事でやって来たCMディレクターは、かつて映画撮影を行った村を訪ねるが、ドン・キホーテを演じた男が役柄から抜け出せなくなっており、彼の従者サンチョ・パンサだと勘違いされてしまう。 www.youtube.com 撮影と中止を繰り返し、完成までに20年近くを要して泥沼化した映画として有名。原題は「The Man Who Killed Don Quixote」。 感想 自分をドン・キホーテと思い込んでいる男に、従者のサンチョ・パンサだと勘違いされてしまった男が主人公だ。彼の目を通して自称ドン・キホーテの奇行が描かれていく。 本家ドン・キホーテと同様に、この男にもただ…
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』原題:"The Man Who Killed Don Quixote"フランス語題名:« L'Homme qui tua Don Quichotte »スペイン語題名:« El hombre que mató a Don Quijote »製作年:2018年製作国:イギリス、スペイン、フランス、ベルギー、ポルトガル公開日:2018年5月19日(フランス)、2018年6月1日(スペイン)、2018年7月25日(ベルギー)、2018年12月27日(ポルトガル)、2020年1月31日(イギリス) 作品について Amazon 感想 余談 キャスト スタッフ 作品につ…
www.shochiku-tokyu.co.jp『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975)、『ジャバーウォッキー』(1977)、『未来世紀ブラジル』(1985)など数多くの名作を手掛けてきたテリー・ギリアム監督による作品。 スペインでロケを敢行するCM監督のトビーが自らをドン・キホーテと名乗る老人と出会ったことから、お供のサンチョ・パンサとして共に度に出ることになる様子が描かれます。 テリー・ギリアムが30年構想したという企画を映画化。(2006年のドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』では、ギリアム監督自身が出演し、その苦難について語っています) ギリアム監督…
いつもは日本酒だが、たまに飲むワイン。 イタリア・トスカーナの赤ワイン「サバツィオ・ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ(SABAZIO ROSSO DI MONTEPULCIANO)2021」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) トスカーナ州の小さな街、モンテプルチアーノから1km、ウンブリア州とトスカーナ州の境界に位置するワイナリー、ラ・ブラチェスカの赤ワイン。 ラ・ブラチェスカが位置するコルトーナは、古代ローマ時代から続くトスカーナを代表する銘醸地として知られるところ。 ブドウ品種はプルニョーロ・ジェンティーレ80%、メルロ10%、その他5%。 プルニョーロ・ジェンティーレとはサンジョ…
パンズ・ラビリンス (字幕版) イバナ・バケロ Amazon ★★★ スペイン内戦で父を亡くしたオフェリア(イバナ・バケロ)が妊娠中の母(アリアドナ・ヒル)と再婚相手の元へ。相手はフランコ政権軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)だった。オフェリアは森の中の砦で暮らすことになったが、義父も母も構ってくれず孤独に暮らす。友好的なのは家政婦のメルセデス(マリベル・ベルドゥ)くらいだった。おとぎ話の世界に没頭するオフェリア。ある夜、彼女の前に妖精が現れる。妖精に導かれてたどり着いた迷宮にはパン(ダグ・ジョーンズ)がいて……。 ファンタジーであることを差し引いたとしても、画面の質感が嘘っぽくて拍子抜けした。…