【SOL BIANCA : 1990年03月21日, SOL BIANCA 2 : 1991年07月21日】
AICとパイオニアLDC(現ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)により製作されたOVA。作品としては2話のみで、続編が有るかのような終わり方をしているが、ストーリ的には新作の[ 太陽の船 ソルビアンカ ]には繋がらない。
尚、本作ではジャアニの過去が少しだけ紹介される。又、新作では、おとなしいメイヨと異なり、旧作のメイは活発な女の子として描かれている。
タイトルのソルビアンカは宇宙船の名前で、Solは太陽、Biancaは天王星の第8衛星( *1 )から取った名前と思われる( *2 )。尚、[ SOL・BIANCA ]と表記しているWebも有るが、アニメでのタイトル表記には[・]が無い。
*1:第8衛星の名称の由来は、シェークスピアの[ じゃじゃ馬ならし ]に登場する、じゃじゃ馬[ カタリーナ・ミノーラ ]の美しい妹[ ビアンカ ]から。
*2:天王星をボイジャー2号が調査している点と、ボイジャー1・2号の両方に搭載されたゴールデンレコードらしき物が1話に登場する事からの推測。又、ビアンカは1986年1月23日に発見されており、これは本作品発表の4年前となる。ゴールデンレコードの内容は[ http://goldenrecord.org/ ]で確認出来るが、[ 音声・写真・テキスト ]のみで、本作中のような映像の記録は無い。
*3:クレジットタイトルはフェヴと成っているが、綴りからみて、新作での[ フェブ ]が正しいと思われる。
*4:1話のクレジットタイトルではジャニーと表記されている
*5:クレジットタイトルではメイと表記され、作中でもメイと呼ばれているが、2話ラストでフルネームを呼ばれた時は[ メイヨ ]と成っている。
*6:クレジットタイトルは皇帝だが、作中では総統(Führer : フューラ)と呼称している。
*7:[ Yuuri ]との表記も見られる。作品を紹介しているWebでは、圧倒的に[ Yuri ]が多いが、単にOVAの紹介をしているWebでは[ Yuuri ]が多い。この事から、OVAのクレジットタイトルは[ Yuuri ]と成っている可能性が高いが、英語としては[ Yuri ]の方が自然なものと思われる。尚、[ シュラーバ ]は[ 修羅場 ]から命名したのではないかと思われる。