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ダーティ工藤

(映画)
だーてぃくどう

映画評論家。自主映画監督。

本名、工藤公一。北海道倶知安町生まれ。少年時代、その頃では珍しかったテレビが家庭にあり、大量の映像に触れる。力道山時代の日本プロレス・大瀬康一主演の「月光仮面」「隠密剣士」、松山容子主演の「琴姫七変化」などが当時のお気に入りだった。映画の最初の記憶は幼稚園の頃に観た藪下泰司監督の『こねこのらくがき』(57.短篇)。19歳で上京、文芸座・並木座・大塚名画座・フィルムセンターなどで邦画・洋画問わず新旧の映画を浴びるように観まくる。
 20代後半、“シネマトグラフ"という同人誌の創刊にかかわり、映画評論家としてキネマ旬報・ぴあなど様々な媒体に寄稿する。この頃からダーティ工藤と名乗るようになる。'02年には故工藤栄一監督の聞き書きをまとめた「光と影 映画監督工藤栄一」をワイズ出版より上梓。'04年には俳優丹波哲郎氏の膨大な聞き書きを6年かけてまとめた「大俳優 丹波哲郎」を上梓する。
 映画は'77年、仲間と作った8ミリ映画『マッド・ハンター 恐怖の追撃』を初監督。長いブランクの後、'99年、自伝的カルトムービー『縄文式』をBOX東中野でレイトショー公開する。'00年、シニカルな連続殺人もの『殺人無頼帖』をアップリンクファクトリーにて限定公開。'01年には『縄文式』の続編『縄文式2』を中野武蔵野館にてレイトショー公開。現在、新作映画『ふたつの女』(仮)、『東陽片岡のあま〜い生活』(仮)を準備中。
日本映画監督協会会員。

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