甲辰年十一月初八。摂氏0.9/11.4度。晴。朝のNHKのラヂオ「著者からの手紙」で高山裕二さんが自著『ロベスピエール 革命を信じた「独裁者」』について語る。ロベスピエールといへばフランス革命でジャコバン派の領袖。民主革命を指導したが権力掌握すると独裁となり反対派粛清など広がり恐怖政治となり最後は処刑された、といふこと。それに対して民主主義の理念の重要性を説く上でロベスピエールは改めて読み直しが必要なのだといふ。21世紀になつて今もなお、どころか今でこそまた新たな独裁、ファッショのやうな焦臭い流れが生まれるなかで、この見直しがどのやうなものなのか、は一読してみないと。偶然にも韓国大統領による政…