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チャンドラヤーン

(サイエンス)
ちゃんどらやーん

Chandrayaan

インドの月探査計画。
サンスクリット語で「月の舟」を意味する。
計画は、2003年8月の独立記念日にバジパイ首相(当時)が発表した月探査計画。
インド初の無人月探査衛星(1号)は、2008年10月22日午前6時20分(日本時間9時50分)、インド産ロケットに搭載され、サテッシュダワン宇宙センター(インド南部アンドラプラデシュ州スリハリコタ島)から打ち上げ成功。
2008年11月14日、月面着陸成功。
2008年の計画では米欧各国の最新の観測装置を多数搭載、2年間かけて観測した結果は各国に提供。
2008年の計画は、チャンドラヤーン1号は月の上空100キロの周回軌道から、x線や近赤外線観測装置を使い月面地図を作成する他、月面に小型の探査装置を落とす。

2008年以降の計画

2011年のチャンドラヤーン2号で、月面に無人探査車(ローバー)を送り込む計画。
2015年までに、宇宙空間に宇宙飛行士を送ることを計画していることを明らかにしている。
計画の費用は約40億ルピー(約83億円)、有人宇宙計画には1000億ルピー(約2074億円)かかると予想されている。

世界の評価

インドは、自国の極軌道衛星打ち上げロケット(PSLV)を使った地球周回軌道への衛星打ち上げを複数回成功させていて、2008年4月にも複数の衛星を一度に地球周回軌道に乗せることに成功。
打ち上げ技術は国際的なロケット市場でも評判が高い。

月探査衛星はアジアでは日本、中国に次いで3番目、世界ではロシア(旧ソ連)、米国、日本、ESA(欧州宇宙機関)、中国に次いで6番目。
月に自国の旗印を置くのは、米国、ロシア、日本に次いでインドが世界4番目。

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