メソアメリカ地域では先スペイン期から19世紀まで、様々な文化・地域で藍染料が使用された。特に後世にマヤ・ブルーと呼称される青色顔料は、藍(インディゴ)とある種の粘土鉱物をミックスし、適当な熱を加えることによって造り出された。非常に堅牢な顔料であり、水はもちろんのこと、酸、アルカリおよび他の溶液や熱にも強く、古くから色料として壁画や土器、絵文書や石彫の着色に広く利用されていた。 メソアメリカの藍染料 修道士ランダの記録 原産植物からの生成 サアグンの見た藍染料 マヤ・ブルー スペインによる栽培と輸出 参考文献 メソアメリカの藍染料 メソアメリカでは、もっぱらマメ科インディゴフェラに属する藍草から…