ナーヴ・カッツェ

キーワードNav Katze参照。
山口美和子と飯村直子によるユニット。1984年結成(当時はドラマーとして古舘詩乃が在籍していた)。新宿ロフトや渋谷ラ・ママを中心にライヴ活動を行う一方で自主製作カセットなどを製作。1986年スイッチからデビューが決定し、デビュー盤『Nav Katze』(12インチ)を、1987年『OyZac』(フルアルバム)をリリース(これらの音源は後の91年に『1986-1987』と冠せられたアルバムに纏められた)。1991年にビクター・インビテーションより『歓喜』でメジャー・デビュー。初期はアコースティック/ギター・ポップ色の強いサウンドだったが『OUT』『うわのそら』頃からグラマラスなガレージ・ポップへ移行し、なおかつ『うわのそら』のリミックス盤『Never mind the distortion』(これは後にヨーロッパでもリリースされた)を経てテクノ・ミュージック寄りの方向へその音楽性をシフトさせ、サン・エレクトリック、シーフィール、そしてオウテカによるリミックス・ヴァージョンも交えたアルバム『gentle & elegance』、そしてそのリミックス盤『Never mind the distortion II』をリリース。そして今日に至る。