ハンス・フォン・ビューロー(1830〜1894) Hans Guid Freiherr von Bulow
ピアニスト、指揮者、音楽批評。 ピアノをフランツ・リストに師事し、その娘コジマと結婚するが、のち、離婚。
血圧値 119/84/76 酸素飽和度 98% 体温 36.5℃ 体重 70.6キロ いわゆる、「マラ1」です。 マーラーっていうのは、中学生が聴くにはちょっと変態っぽい(通人っぽい?)というか、マニアックというか、中二病らしいというか、そんな感じがあって、ベートーヴェン、ドボルザーク、ブラームスの次くらいにはまりました。 今の時代、このマーラーという人は凄い普通の知名度になっているのですが、僕が西洋音楽を聴き始めた1960年代の終わりころは、まだ一般にはあまり知られてはいませんでした。まあ、きわもの的な扱い? マーラーは、オーケストラのコンサートでは非常に人気で、取り上げられる率も非常に高い…
揺れるエモーション… 織りなす詩情… 深まる静寂… ブラームスの音楽にとって重要な位置を占める「交響曲」は、さまざまな要素を包含したバラエティ豊かなジャンルです。全4曲どれもが人気の高い作品ですが、今回はあえてランキング形式にしてみました。 素晴らしいブラームスの交響曲の世界を散策する上での地図になれたなら幸いです。 ブラームス:交響曲ランキング 1位:交響曲第4番 2位:交響曲第2番 3位:交響曲第3番 4位:交響曲第1番 まとめ ブラームスの交響曲を曲順に表記 ブラームス:交響曲ランキング ※ X(旧Twitter)で、筆者のフォロワーのみなさまにランキング投票にご協力をいただきました。あ…
実直と献身 音楽の構築性と旋律美 メランコリックな魅力も光る! ブラームスの音楽の魅力はその多様性にもあるといえます。 扱ったジャンルもオペラ以外は、ほぼ網羅。変幻自在、重厚な魅力も満載なブラームスの音楽。 今回はブラームスの音楽をジャンル別17曲を選んで紹介です。 ブラームス:おすすめの有名な人気曲17選 交響曲 交響曲第1番 交響曲第2番 交響曲第3番 交響曲第4番 管弦楽曲 ハンガリー舞曲 ハイドンの主題による変奏曲 大学祝典 協奏曲 ピアノ協奏曲第1番 ピアノ協奏曲第2番 ヴァイオリン協奏曲 室内楽曲 ピアノ五重奏曲 チェロ・ソナタ第1番 ヴァイオリン・ソナタ第1番《雨の歌》 クラリネ…
昨日の朝から頭にあったコトとは? mathichen.hatenablog.com 兄弟姉妹の関係等についてよ 女帝もどきのカタリーナ・ワーグナーにも影響及ぼしていると思うのね
www.youtube.com 紗良オットさんによる、バッハのハ長調前奏曲です。弦とハンマーの間に不織布のようなものを掛けたアップライトピアノで新しい響きに挑戦しています。 過去にも巨匠が、ヤマハのピアノで平均律全集かゴルドベルク変奏曲集を録音した事がありました。ダイナミクスに乏しく音色が均一であまり響かないピアノの方がこういった曲には合っているのかもしれません。 この曲集では24の調それぞれに前奏曲とフーガが用意されています。冒頭を飾るハ長調のプレリュードは誰しもが何処かで聴いた事があるはずです。ただ弾くだけであれば誰でも可能な曲ですが、とても奥深い音楽です。 19世紀の職業指揮者の先駆けで…
2023年11月25日土曜朝 NHKのラジオで チャイコフスキーの楽曲を聴いた。 奥田佳道による解説を記録に残しておく。 最初の曲は「ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23」 解説: この曲は1874年秋に作曲が開始された。 チャイコフスキーこの時34歳、 モスクワ音楽院の教師をしていた 当時の院長はニコライ・ルビンステイン 歴史的なピアニストであり、彼の恩人でもある。チャイコフスキーの活動に手を差し伸べた。 チャイコスフキーはその恩師に献呈すべく曲を書き、彼の前で弾いた。 が第一楽章が終わったところで ニコライは手厳しく批判した。書き直すべきだと語ったと伝えられている。 なぜ、酷評したか?…
ふる 【日時】2023年11月18日 (土)14:00 〜 【会場】池袋・東京藝術劇場コンサートホール 【管弦楽】読売日本交響楽団 【指揮】井上道義 〈Profile 〉 1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2007年ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案。2014年4月に病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。近年では、全国共同制作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴ…
【日時】2023.11.12.16:00~【会場】サントリーホール【管弦楽】ウィーンフィルハーモニー管弦楽団【指揮】トゥガン・ソヒエフ 〈Profile〉 1977年、北オセチアのウラジカフカスにて、技師と教師を両親として生まれる。7歳でピアノを始める。1996年にゲルギエフ記念ウラジカフカス芸術学校を卒業し、サンクトペテルブルク音楽院で1999年までイリヤ・ムーシン、その後2001年に卒業するまでユーリ・テミルカーノフに師事する。 2001年12月にマリインスキー劇場アカデミーの若手歌手との共同作業による『ランスへの旅』を指揮して、マリインスキー劇場にデビューし、以降も同劇場とは密接な関係を…
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。室生犀星(さいせい)のうたうように、故郷は、いつもどこか想像力によって補われ、色付けられている。本日取り上げる3人の作曲家はいずれもハンガリーの出身。どの曲も彼らの故郷にかかわるものだが、それらがたんなる異国情緒をこえて、「なつかしさ」の印象を与えるとすれば、それは作り手の「色付け」が、ある種の普遍性に到達していることの証(あかし)だろう。今日はどの曲の、どの部分に「なつかしさ」をおぼえるのか。さまざまな場所に思いをはせつつ、楽しみたいプログラムである。(主催者) 【日時】2023年11月10日 (金) 開演 19:30:(休憩なし) 【会場】NHKホール …
プログラム ワーグナー:ジークフリート牧歌 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB107(ノヴァーク版) プログラム 2019年3月31日(土) ワーグナー:ジークフリート牧歌 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB107(ノヴァーク版) 指揮:小泉和裕(東京都交響楽団終身名誉指揮者) 管弦楽:東京都交響楽団 ワーグナー:ジークフリート牧歌 作品のタイトルとなっている「ジークフリート」には2つの意味がある。 1つめは、リヒャルト・ワーグナー(1813〜83)の4部構成の連作楽劇「ニーベルングの指環』の第3部にあたる楽劇「ジークフリート』のこと。楽劇の題名にもなっている主人公のジークフリ…
懐古する音楽 秋のごとき詩情 色づく、紅(くれない)交響曲 www.youtube.com 50歳を超え、憂愁の度合いを深める人生とともに音楽は懐古するように古典的な装いでまとわれていきます。ブラームス自身が「最高傑作」と語った名曲。 今回は、ブラームスの交響曲第4番の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】 【解説】ブラームス:交響曲第4番 曲の背景を解説 作曲のエピソード 初演の際のエピソード 【各楽章を解説】ブラームス:交響曲第4番 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ(速く、しかしあまり速すぎないように) 第2楽章 アンダンテ・モデラート(歩くような、…
芸風・業界内での立ち位置・生年をベースに、独断と偏見に基づき当てはめた。 三遊亭圓朝(1839年5月13日 - 1900年8月11日) ハンス・フォン・ビューロー(1830年1月8日 - 1894年2月12日) かたや落語中興の祖、かたや職業指揮者のパイオニア。 いずれもレジェンドでありながら、音源が残っていない。 ただ、圓朝の伝説的なまでの評価の高さは、ビューローよりもニキシュに近い気はする。 しかしながら、歴史的な立ち位置や生年の近さを考慮し、ビューローをチョイスした。 古今亭志ん生(1890年6月5日 - 1973年9月21日) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886年1月25日 -…
昧爽の光が窓帷の隙間から漏れている。朝まで一文にも成らぬ事に精を出して愚かな事だと思うが、これが私の生である。 先刻まで『トリスタンとイゾルデ』のリブレットを読んでいた。岩波上梓の高木卓譯。この三幕からなる楽劇の台本は、作曲者自らが「トリストラムとイゾーデ」伝説のヴァリアントをもとに書き下ろしたもの。音楽は1865年にミュンヘン、ハンス・フォン・ビューローの指揮で初演された。 中世騎士物語をもとにしているが相違はある。その最たる点は、コーンウォールへの航路上に於ける、トリスタンとイゾルデの媚薬の飲み方だろう。中世詩の方で二人は、侍女の粗忽により偶然に媚薬を受けた。対するワーグナー脚本に於ける二…
有名人、芸能人の不倫。 週刊誌に報道されて、たちまち猛烈な世論のバッシングを浴びて、CM降板、仕事も失ってしばらく謹慎生活、、、まあ、お決まりのパターンですね。 で、思うのは、こうなることはご本人たちに分かっていなかったのか?ということ。 もちろん、わかっていないハズがないんですよ。一歩間違えば破滅だ、ということ。 それでも、目先の甘い生活に走ってしまうのでありましょう。 人間の行動が、すべて理性で損得計算して決定されるものであれば、このような行動は何も利益がないどころか、損害だけですから。やるはずがありません。 実際、こんな不倫のニュースが流れる度に「馬鹿なことを」と思う人は多いのではないか…