この頃、たびたび日常生活の中に顔を出してくる音楽フレーズがあります。それは、「たしかシューベルトの歌曲だったな」 そう「楽に寄す」。シューベルトの歌曲です。どうして、最近この歌曲のフレーズばかり頭に浮かんでくるのでしょう。最近は、暑くてクラシック音楽は聴いていません。聴いているのはジャズばかりなのに。 Du holde Kunst, ich danke dir dafür! この最後のフレーズは、「こころやさしい音楽(芸術)よ わたしはあなたにそのことを感謝する」と。解説には「純粋な内面的感動にみち、シューベルトの書いた最も精神的な歌曲のひとつ」とありました。言葉にすると、概念的なこういう言葉…