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バリア・リーフ

(一般)
ばりありーふ

barrier reef(英)
珊瑚礁の形態の一。日本語訳では「堡礁(ほしょう)」。陸地(もしくは島)の沖合に、平行に*1サンゴ礁が発達したもの。リーフと陸地の間はラグーン(lagoon。潟湖)と呼ばれる浅海面になっている。
有名なグレート・バリア・リーフは、遠浅の海と島々と堡礁が延々と2000キロばかり連続している。

余談

barrierは柵*2や障壁の他、「バリア・フリー」とかで使うような障害*3とか防波堤とか地理的境界とかいろいろ意味がある*4
一方「堡」の方は『(「小城」の意)土や石で造った防御のための城塞。』(広辞苑より)となっている。軍事用語としては堡塁とか稜堡といった言葉があり、つまりは西欧の築城学で発達した城壁本体の外側に附属して設けられた防衛施設*5を指す語として使われている。つまりは陸地や島の外側に附属して存在している珊瑚礁を指しているのでしょう*6

*1:島の場合、島本体が沈降してさんご礁だけがんばり続けると、環礁になる

*2:barrierの語源はbar+aryで、木の棒で作った柵のことである

*3:ハンディキャップじゃなくて障害物とかそっちの方

*4:バリアリーフの場合は、たぶんもともとは防波堤ってことなんでしょうけど、さんご礁の中の島に船で接近する場合、周囲をサンゴ礁が取り巻いてじゃましている形になってるんで、障害って含みもあるんじゃないかと思います。

*5:砲弾を受けても粉砕されない土塁と砲台の混合物

*6:南極のbarrierと呼ばれる内陸氷も「堡氷」とするみたいですが

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