4年振のパリ・オペラ座来日公演(主催者言) 2020年2月末から3月頭にかけて、パリ・オペラ座バレエ団は『ジゼル』と『オネーギン』による来日公演を行った。その後パリに戻ったダンサーたちは数日の休日があり、さあ仕事再開!と張り切ったところで新型コロナ感染症防止のため劇場は閉鎖され、団員はステイホームとなって......。それから4年、そんなエピソードを知らぬ若い世代のダンサーも含めた来日公演が2月に待たれている。ジョゼ・マルティネス芸術監督にとっては初の来日公演だ。演目は2月8日から11日までがルドルフ・ヌレエフの『白鳥の湖』で、2月16日から18日までケネス・マクミランの『マノン』。前回の来日…