●ちょっと興が乗ってスペース・コブラの1話を久々に見返す。平凡なサラリーマン(つっても野沢那智声でマシンガン軽口かましまくるピチスータフガイだけど)が仮想現実の娯楽施設を体験したらその夢みたいな虚構が実はマジモンだったってあらすじは、トータルリコール…の原作のP・K・ディック「追憶売ります」と似てるってのは有名ですね。俺この話が入ってる「模造記憶」っていう短編集買ったはずなんだけどなあ。無くしちゃった。まいいや。ともあれこの第1話は単にパクりと切って捨てるにはあまりにも惜しい、大きなお話の導入として満点に近い名作エピソードであり、テンポいい話運びに期待を裏切らない風呂敷の広げ方で一気に話に引き…