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ピンチクリフ・グランプリ

(映画)
ぴんちくりふぐらんぷり

Flaklypa Grand Prix (The Pinchcliff Grand Prix)

  • 1975年|ノルウェー|カラー|90分|スタンダード

解説

ノルウェーのどこかにあるピンチクリフ村。そこで自転車修理工をしている発明家のレオドルは、助手たちであるアヒルのソランとハリネズミのルゴビグと一緒に暮らしていた。ある日のこと、ソランはかつてレオドルの助手だったルドルフがレースに出場すると知る。ルドルフの乗るスーパーカーの中枢は、レオドルの発明品。レオドルの無念を感じたソランは、アラブの石油王にスポンサーになってもらうことに成功する。1年の開発期間を経て、レオドルはスーパーカー「イル・テンポ・ギガンテ号」を完成させた。ここに熾烈なレースの幕が切って落とされる。
ノルウェーで記録的大ヒットとなった人形アニメーション作品。製作期間5年、内撮影期間3年の労力をかけて作られた映画は、精緻極まる小道具類と気の遠くなるようなアニメ作業がひときわ輝く工芸品である。牧歌的な前半に対し、後半のレース場面は人形アニメなのに手に汗握る大迫力。元家具職人のアニメ作家イヴォ・カプリノ一世一代にして最後の作品となった。

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