「奇跡ってなに?」 原題は「La sociedad de la nieve」(雪山の社会) 1972年、ウルグアイからチリへ向かっていた ウルグアイ空軍機571便がアンデス山脈に墜落 乗客・乗員45名のうち最初の生存者は29名 草1本も生えていない冬山の想像を絶する過酷な環境のなか 救助活動は打ち切られ、生き延びたのは16人 彼らが72日間どうやって生き延び どうやってチリへ救助要請に向かったのか 「生きてこそ」(1993)は見ているので、内容的は知っていましたが こちらのほうがリアリティ半端ない 監督のフアン・アントニオ・バヨナは可能な限り歴史的正確さと 実話に近づけるべきだと擁護し 脚本に…