foreigner talk 使用言語の異なる人どうしが話すとき、使われる言語において技能的に優位に立つ側の口調が変わること(変えること)がある。この口調・現象をフォリナートークという。 具体的には第2言語を学習中の外国人に対する母語話者の話し方を指す。ゆっくりとしゃべる、単語や文節で区切って話すというように、わかりやすさを重視した意図的なもののほか、無意識に相手の話し方(訛り)を真似てしまうこともある。
今日、近くの緑地公園でインドネシアのフェスタが開催されていた。 そこで豆をミルで挽き、コーヒーを淹れる体験をした。 そこの店主のおばちゃんがどうやらインドネシアの方のようで、たどたどしい日本語で対応してくれた。 そこでいつもの悪い癖が出てしまった… 無意識的に簡単で優しくした日本語を使ってしまった。 おばちゃんはなんと阪大の大学院生であった。日本語で論文を書いていたり、日本語の資料を扱っていたりして、かなり高度な学術用語を理解しているはずである。 普段通りの話し方で話せばよかったのだ。能力ある人に対して子供じみた話し方をしたことに対して深く恥じ入った。 私は外国人に対して簡単な話し方を使ってし…
文化庁から、令和4年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。日本語やコミュニケーション、ローマ字表記に関する意識、気になる言葉や日本語の変化など、今の日本人の日本語に対する意識を数値で見て見ましょう。 「国語に関する世論調査」とは? 「国語に関する世論調査」とは、文化庁が日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し、国語施策の立案に役立てるとともに、国民の国語に関する興味・関心を喚起するものとして、平成7年度から毎年実施しているものです。毎秋に発表される調査結果は、年々変化する日本語や言葉・コミュニケーションに対する日本人の考え方が反映されており、大変興味深いものがあります。…