クロード・ブールデ(1909−) フランスのジャーナリスト・政治活動家。劇作家エドゥアール・ブールデと作家カトリーヌ・ポッジの息子として生まれ、チューリッヒ理工科大学を卒業後、1942年からレジスタンスの機関紙『コンバ』の編集委員、また〈レジスタンス国民会議〉のメンバーとして活動。44年ゲシュタポに逮捕され、戦後、解放されてからラジオ放送局長をした後、47年から50年まで再び『コンバ』紙の編集長をし、50年、左翼政治雑誌『オプセルヴァトゥール』を創刊。52年には〈独立左翼行動センター〉、54年に、〈新左翼〉、57年に〈社会主義左翼ユニオン〉、60年に〈統一社会党〉の設立のメンバーとなり、既成左翼の統一のための運動に勢力を注ぐ。60年代には〈国際軍縮平和連盟〉の中心メンバーとしても活動した。