マイケル・ムアコックの「エターナル・チャンピオン」シリーズの一つ。
ルーンの杖秘録の続編にあたり、ホークムーンが主人公であるが、エターナル・チャンピオンの世界観を統合させる意味合いもある作品。なお、公的にはこのシリーズでエターナル・チャンピオンの終焉が描かれる。
ブラス伯爵死後、カマルグの地は彼の娘と結婚したケルン公ドリアン・ホークムーンの支配下におかれる。
善政を敷き、一男一女に恵まれた彼だったが、ある時領内でブラス伯爵の幽霊の噂が立つ。幽霊はホークムーンに謀殺されたと訴え出ているらしい。
見に覚えのないホークムーンはその調査に乗り出す。