1916年にフランスに帰化したスイス出身の詩人、小説家、旅行家。本名、Frédéric-Louis Sauser。
スコットランド人の母とスイス人の父との間にスイスで生まれる。16歳のときに家を出て、モスクワへ行く。それからシベリア鉄道 transsibérien でアジアへ。それから1907年までサンクトペテルブルグ Saint-Pétersbourg の宝石商 joaillier で働く。そこの図書館に通い、書くことを勧められる。それから読書や思索の記録を残すようになり、この作業を生涯続けることになる。