2015年9月7日「China2049」(秘密裏に遂行される世界覇権100年戦略)という本を出版した著者のマイケル・ピルズベリーは「中国が野望を隠しながら着々と100年計画を進めており、このまま放置すれば中国人民共和国設立100年目の2049年までにはアメリカに代わって中国が覇権を握り、中国の価値観が世界を支配してしまう」と警告しています。 米ソ冷戦時代の1960年後半、アメリカはソ連と不和になり、衝突事件を起こしていた中国から「協力してソ連へ対抗しよう」という提案を受けました。そして、国防設備・経済共に脆弱だった中国はソ連からの攻撃を恐れており、レーダーなどの軍事技術・経済援助を要請して来ま…