万年2A投手、ガス・カントレルは引退というところまできていた。
旧友ドーンの勧めもあり、彼が所有しているミネソタ・ツインズの3Aバズの監督にならないかと
言われ、逡巡していた。
偶然、ライバルでツインズ監督のハフに出くわす。友達の女性と話をしたことで決心がかたまり、
早速現地に向かった。
待っていたのは、個性的どころか強烈な面々だった。
ロートル外野手、元ニューヨークバレー団の団員、ロッカーな投手、ハエとまり投手など、
実力はバラバラなものの、個性の面では多士済々である。
ガスらバズの面々は、3Aでの試合を通じて、野球への意識が変わっていく。
やがて、セラノやタカという元メジャーリーガーも加わり、チームも強くなっていく。
ドーンにミネソタに呼ばれた際に、レストランでハフとケンカになり、入れ替え戦の運びとなった。
この試合をきっかけにチームは大きく成長していくこととなる。