相鉄線の旧6000系車両(相鉄6000系参照)。モハ6021号車。
1967年に登場したアルミ試作車である。本系列では1両のみで鉄道ファンから人気があった他、ほとんどの場合横浜寄りの先頭車として運用されていたため、沿線利用客にも特異な存在として知られていた。この車両を元に後から2100系・5000系・7000系がアルミ製の車体で製造されたので、車両の軽量化に大きく貢献している。また、前面の赤色塗装はその後、相鉄9000系まで引き継がれた。
※画像及び文章はWikipediaより転載。
6000系は普通鋼製で、新標準色化以降は緑、黄緑、オレンジの車体で知られるが、この1両のみアルミ車体であった。上記のように横浜寄り先頭車両のみ銀色という編成は、他の編成に比して異彩を放っていた。車内も他の車両にはないヒートポンプ管の柱がドアの左右で目立っていた。後年には新6000系の編成に連結され、横浜駅寄りの先頭車両として1997年まで現役を通した(廃車は1998年3月)。
現在は「かしわ台車両センター」で静態保存されている。