1936年8月13日、大阪市猪飼野生まれ。大阪府立高津高等学校定時制卒業。事業に失敗後、タクシー運転手の経験を10年経てその経験を描いた『タクシードライバー日誌』で1986年デビュー。以後、在日コリアンとして日本を代表する作家となる。直木賞候補にも挙がったことがある。
先日亡くなった崔洋一監督による、ビートたけし演じる在日朝鮮人の金俊平を中心とした大阪の朝鮮人長屋が舞台のバイオレンスドラマ。 在日二世である梁石日(ヤン・ソギル)の同名小説を映像化しており、映画の冒頭で“済州島からの朝鮮移民”というワードが出てくることもあり、この集落が日本併合時代に朝鮮からの出稼ぎ労働者が多数出入り、及び定住をしていた猪飼野が舞台と思われます。 【ネタバレなし】