ロザリア・ロンバルド(Rosalia Lombardo, 1918年 - 1920年12月6日)
イタリアのシチリア島パレルモにあるカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂
に遺体が安置されている少女。
既に死後80年以上経過しているが、その遺体は死蝋化のためまったく腐敗していない。
1920年に2歳で亡くなったロザリアは、カプチン会独特の死体埋葬方法であるミイラ保存をされることになる。
サラフィアという医師の手によってミイラにされたロザリアだが、サラフィアは最後まで
その製法を明かさなかったと言われている。
同じ納骨堂に安置されている約8000の遺体のほとんどが白骨化しているにもかかわらず、
ロザリアは頭髪もつややかなまま、あたかも眠っているかのような状態で生前の姿をとどめ続けている。