投資が誰にでもできるようになった大きな理由にインデックスファンド、特にパッシブな指標に連動した投資信託があります。SP500やオルカンなどは投資をし始める時にまず聞くようなワードになってきました。 本書はインデックスファンドがどのように始まったのか、始まりはシンプルな指標連動のものばかりだった所から、今では様々なテーマ型の商品が誕生し、最後には近年語られるパッシブインデックスが投資の大部分を占めることになってきた可能性としての弊害や研究結果について語られています。 現時点ではブラックロック、バンガード、ステート・ストリートの3社がその大部分を占めることになっており、ブラックロックはESG投資の…