こんにちは。冨樫純です。 法哲学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 経済学的リバタリアニズム 現代の経済学の新古典派もオーストリア学派もシカゴ学派も市場経済を支持するが、その論拠はかなり異なる。 新古典派は、長期的に見れば市場は均衡に達し、パレート最適の意味で効率的な資源配分をもたらすから社会的に望ましい、と考える。 しかしそのためには、完全雇用や有効需要促進を目標として政府が市場に介入する必要があるという、ケインズ的発想にも賛成するから、リバタリアンとは言えない。 それどころか、このような市…