ドイツ側から見た戦争 アメリカ、ダグラス・サーク監督 原作は「西部戦線異状なし」の著者レマルクの小説 ナチスドイツの敗色が濃くなった1944年、対ロシア戦線、ドイツ軍兵士グレーバーは3週間の休暇をもらい、故郷に帰る。 故郷は爆撃で廃墟の町になっていた。瓦礫と化したドイツの町が戦争の破壊と悲惨を伝えている。両親は行方不明だった。母の主治医だったクルーゼ医師を訪ねるが、彼はゲシュタポに連れ去られており、娘のエリザベスはゲシュタポに監視されていた。 グレーバーはエリザベスと恋に落ち、結婚する。やがて休暇が終わりグレーバーはロシア戦線に戻る。 主人公がドイツ軍兵士であり、ドイツ側から描いた作品で、しか…