1615年(元和元年)、大阪夏の陣からの帰りに岐阜に滞在した徳川家康・秀忠父子は長良川の鵜飼を観覧したと伝えられます。 家康は鵜飼を褒めたたえ、鵜飼を保護し、将軍家への鮎鮓(あゆずし)の献上が始まりました。 岐阜県の歴史 (県史) 作者:之利, 松田,敏生, 筧,史隆, 所,隆志, 黒田,惠宏, 上村,和人, 谷口 山川出版社 Amazon 山川出版社の「岐阜県の歴史」の中に、鮎鮓に関する記述がありました。 ところで役鮎は、御鮨屋(のち御鮨所と改称)である岐阜東材木町の河崎喜右衛門家によって鮨に加工された、御鮨屋は、寛文6(1666)年から河崎善太郎家を加えて二軒となり、また明暦2(1656)…