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伊東三郎

(読書)
いとうさぶろう

1902〜1969。岡山生まれ。戦前からのプロレタリア・エスペラント運動の理論的指導者で、すぐれたエスペラント詩人。
本名は宮崎巌、エスペラント詩を書く際の筆名は伊井迂(いいう・エスペラントのIU(あるだれか)をもじった)。


戦前の二〇年代からエスペラントの普及に努める。著書『ザメンホフ エスペラントの父』(岩波新書 1950年)は、今でもエスペラントを知るための基本書になっている。他の著書に『エスペラントの手ほどき』」など。
またプロレタリア運動の闘士として、1930年に農民闘争社を設立し、評論家として戦後活躍した埴谷雄高らと、左派農民運動を主導した。
エスペラント詩人としても、多数の詩を発表。世界エスペラント協会が1887年から1981年までのエスペラントの詩を集めて編集した選集に、日本人としてはただ一人、伊東の詩が6編収められている。

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