僕がゲイという性質に興味を持ち始めたのは、フレディ・マーキュリーの映画「ボヘミアンラプソディ」を見たあたりからだろう。彼はゲイで、ゾロアスター教徒だった。ボヘミアンラプソディに込めた思いは、解釈が様々あるが、共通した部分があった。ゲイであることを隠さず、これまでの敬虔な自分を殺して、新たに歩みを始めたという解釈が一般的である。自分自身を歌った曲である。 僕はノンケであるが、そんなゲイの人たちのこれまでの生き様、これからの生き方を学びたいと考えた。多様性な時代が進む中で、こうした性的マイノリティーが活躍するような世の中になっていくことだろう。そうしたときに、偏見を持たずに付き合っていくには、背景…