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井原裕
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井原裕

(一般)
【いはらひろし】

精神科医。専門は精神病理学。神奈川県生まれ。1987年東北大学医学部卒業。2001年ケンブリッジ大学Ph.D.
獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授。宮本忠雄から直接臨床精神病理学を学んだ。思春期臨床に豊富な薬物に頼らない臨床家として知られる。

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僕の頭ん中•1ヶ月前

社会全体の生産性を上げない限り精神疾患は治らない

井原裕著 「うつの常識、じつは非常識」という本を読みました。 この本では現代社会の病理として都市型うつという疾患を定義しています。 うつの常識、じつは非常識 作者:井原裕 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon Kindle unlimitedでも読めます。 高度経済成長期においては働けば働くほど給料は上がるし、日本の経済は発展していくという希望がありました。 だから「モーレツ」とか「２４時間戦えますか」というキャッチフレーズがはやりました。 しかし、バブルは崩壊してただ単に労働時間を増やしても生産性が上がるとは言えない状況が出てきました。 一方、そんな社会の変化に気づかない企業はただ…

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tamutamu2024のブログ•4ヶ月前

霞ヶ関の官僚も「生身の人間」、もうこれ以上理不尽な人権侵害はやめよう　精神科医がやるべき治療は薬の処方ではない理由（２０２４年２月１３日配信）

（arieliona/mizoula/gettyimages） 筆者が「霞が関で殉職しない方法 睡眠奪う労働は人権侵害」を書いて以降、霞ヶ関、永田町界隈から多くの反響をいただいた。そのなかには、「官僚の現状について、理解していただいてありがとう」という肯定的な意見もあったが、メンタルクリニック受診歴のある元・職員からは、「薬でごまかすだけで、頼りにならなかった」という意見も寄せられた。 筆者は、すべての精神科医を弁護する立場にはないが、ひとこと、言い訳を申し上げておく。精神科は元来、「精神障害者」御用達であった。一方、霞ヶ関の官僚諸氏は、いかなる意味でも「精神障害者」ではない。当然ながら、誰一…