合本 夏草の賦【文春e-Books】【電子書籍】[ 司馬遼太郎 ]価格: 1222 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 戦国の世、土佐の小領主に過ぎなかった長曾我部元親は、明智光秀に仕える斎藤利三の妹で、美貌が評判な菜々を娶る。中央で台頭しつつあった織田信長と誼(よしみ)を結び、権謀術数を使って有力豪族の本山氏、安芸氏、そして名門の一条氏らを次々と降して土佐の平定を果たす。 その勢いで元親は四国を支配に治め、天下を思い描く。ところが新興勢力に過ぎなかった信長が天下統一の途上にあり、四国の征服も目論んでいた。明智光秀の奔走も虚しく両家は決裂し、織田軍の侵攻準備が整った時、本能寺の変が勃発する。 窮…