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樺太・千島交換条約

(社会)
からふとちしまこうかんじょうやく

千島・樺太交換条約とも。
名前の通り、樺太(サハリン)をロシア領に、千島列島を日本領とした条約。
もともと、日露間で結ばれた事実上最初の領土を規定した条約は安政年間に結ばれた日露和親条約であり、これは択捉島以南(以西?)を日本領、ウルップ島以北(以東)をロシア領と定めていた。
樺太島については国境線を設けず、両国民雑居という曖昧な地位に置かれていた。
当然というか、トラブルが起きたので改めて国境線を画定しようということになり、

  1. サハリン全島はロシアに帰属する。宗谷海峡を日露両国の国境とする
  2. 占守島から得撫島までの千島列島18島は日本に帰属する。占守海峡(カムチャツカ半島と占守島の間の海峡)を両国の国境とする

と定めた。
日本側の調印者は当時の駐露特命全権公使の榎本武揚、ロシア側は外相のゴルチャコフが調印した。

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