明徳年間(今から約六百十五年前)の御草創と伝うれど御創立の年代詳ならず。古く大成村金子駿河守の知行なりしによりその居城大成城の鎮護として自らの甲の八幡座を鎮め八幡神を勧請して当神社を鎮斎せりとも伝う。近郷士農衆庶の尊崇篤く遠くは宝歴八年十一月社殿を改築、近くは今上天皇皇位御継承大典の年社殿を修理し社務所を新築す。 御由緒の文章は上と同じ 八幡神社 御由緒□ 歴史 やかた 創建は社伝によると、明徳年間(一三九〇-九四)のことである。また、後に当地を領した金子駿河守がその居館である大成館の鎮護とするため南方に自らの兜の八幡座の座金物を鎮めて八幡神を勧請したものと伝える。なお、この折、境内地がなかっ…