松尾貴史のちょっと違和感 松尾貴史さん作 「政治に必要なのは、言葉と想像力と、ほんの少しのお金」という書籍を出したのは、政治ジャーナリストの岩見隆夫さん(故人)だった。自分の周辺と、記号的な人間関係しか見えない人間が政治家になると、多くの国民が迷惑する。 離婚後共同親権を導入しようと、自民党が躍起だ。衆議院法務委員会で、谷川とむ議員が「ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待がない限り、離婚しづらい社会になるほうが健全だ」という珍奇な意見を述べて物議を醸した。誰だって結婚するときは、一緒に幸せになろうと考えて夫婦になる。しかし、未来のことなど誰にもわからない。やむにやまれぬ事情や、全く想定して…