今や小学生まで広がっている自傷、希死念慮、オバードーズ、自殺企図。 現在の親や学校の対応や支援が、さらに子どもたちを追い詰めているとしたら。 本書は子どもだけを対象にしているものではありませんが、当事者の心の中を理解するのに役立つ一冊です。 「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか 松本俊彦 編 日本評論社(2019) 依存症、自傷・自殺等、多様な当事者の心理をどう理解し関わるか。大好評を博した『こころの科学』特別企画(2018年2月号 特別企画を増補、書籍化されました。 <本書の紹介より> もしある人が「助けて」と言えないならば、そこにはそうなるだけの理由がある――。病…