7月~9月の実質GDPが速報値から上方修正されて前期比率1.2%。これは日銀の利上げ決断の材料になりそうだが、日銀が根回ししているのか「次回の会合で利上発表なし」の観測報道がここ数日の間に複数のメディアから発信されている。 コロナ禍の反動からのインバウンド特需は景気統計の数値、クックビズの下方修正などからピークアウトの兆しあるが、内需は全体的に底堅く推移していて、物価上昇のペースも止まっていないので利下げ方針の転換はないだろう。 中国が2025年から金融緩和と財政支出拡大方針を採用すると報道があった。世界金融危機の2011年以降は穏健な金融政策スタンスだったが、大きな方針転換になる。金融緩和を…