書誌情報:岩波書店,329頁,本体価格3,000円,2023年6月29日発行占領下の女性たち 日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」作者:平井 和子岩波書店Amazon本書で扱われるバラバラのような日本軍「慰安婦」女性,ソ連軍への「性接待」女性,パンパンの女性から「歴史の穴の最も深い場所に置き去りにされてきた性売買女性たちの尊厳」が見えてくる。 戦中や占領下の性暴力と性売買という性暴力は国家による「性の防波堤」論と一体であり,21世紀の沖縄に代表される基地下の日本と共通する。 関連エントリー 芝田英昭著『占領期の性暴力ーー戦時と平時の連続性から問うーー』→https://akamac.ha…