いよいよ今日から臨時国会が始まりました。心を捉えた二つのコラム(北陸中日新聞)を紹介します。どちらも「国葬」に関するものです。 *** 国葬当日のコラム《言わねばならないこと》は、看護師の宮子あずささん。今から中止にできる可能性は低くとも、自分の意志を示し続ける意味は決して小さくない。市民の良識にもとづき最後まで反対しますと宣言する内容でした。 反対する一番の理由は国会の議決を得ていないこと、さらに、概算で十六億円ともいわれる費用。 「ある患者さんは、生活保護を受けるため、資産状況を細かく報告している。残高がわずかな通帳のコピーまで添付しているのを見ると、不都合な記録は「捨てた」と隠蔽する国へ…