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泣きゲ

(ゲーム)
なきげ

エロゲの中でも、特にストーリー性を重視し、感動的な内容になっている作品のこと。エロシーンを修正して、「一般向け(全年齢指定)」に移植されるゲームも多々ある。
一部は「鬱ゲ」に分類されることもある。ちなみに、泣きゲの中でも鬱ゲに分類される作品は、あくまで両方の要素を持っているということであり、この2つのジャンルがまったくの別物というわけではない。ただ、逆に、鬱ゲだからといって、泣きゲと分類できるとは限らないことは覚えておいて欲しい。
ストーリも良く、一般向けのメディアミックスが比較的容易であることが評価され、最近ではこのジャンルでゲームを作る会社はかなり多くなっている。ただし、製作者側が、上記の利点を生かし、製品の宣伝のため一般向けのメディアミックスを行うことが多くなり、また、製品そのものも、全齢版を発売する可能性を意識して製作している会社もいくつかあるのだろうか、18禁要素を生かしきれていないのでは、との指摘もある。
その上、最近では、アダルトゲーム特有の性的描写は、泣きゲーにおいては「おまけ」であるという考えが強まり、軽視される傾向にある。また、その証拠のように、CLANNADにおいては、発表当初18禁であったにもかかわらず、発売時には全齢版となっていた。
泣きゲーは、京都アニメーションによりアニメ化された影響もあり、Kanon、A I Rなどが特に有名だが、他にも、泣きゲーの代表として、kanonと同時期に発売された、加奈〜いもうと〜を挙げる人も多いだろう。
ただし、発売はkanonのほうがわずかに先であり、泣きゲーを世に定着させたのも、あくまでkeyである。ただ、それには、背景としてtacticsの社員がメインとなって作った会社だという点はある*1


対義語は「抜きゲ

*1:詳しくは、VisualArt’s/Key参照

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